一人で泊まった時の箱根富士屋ホテルの部屋の内装はこんな感じ
一人旅で箱根旅行に行ったときに、念願の富士屋ホテルに泊まることができたので、その時のことをいろいろと書いていこうと思う。まずは富士屋ホテルの内装について。
一人で泊まったにも関わらず、部屋がかなり広いです。冒頭に載せた画像は、実は部屋全体の約半分です。
じゃあ後の半分はどうなっているのかというと、もう半分はバスとトイレです。
部屋の中にあるお風呂の様子。
え?普通のお風呂にしか見えない?じゃあもう一枚。
そうです。なんと、お風呂の蛇口やシャワーから出るお湯は、温泉だったのです。
私は特に特別な部屋を選んだわけではないので、全室このようになっているということでしょう。かなりの贅沢仕様に驚きました。ちなみに富士屋ホテルの温泉は透明です。言われないと、ただのお湯だと勘違いしてしまうかも。
もう一つの特徴的な設備であるトイレの画像はこれ。
なんか上に付いてますね。そして、上から垂れ下がっているレバーのようなものが。
そうです。上に水を貯める方式の水洗トイレになっているのです。
でも、ぶっちゃけてしまうと、この方式は現代の水洗トイレより不便です。なぜなら、現代の吸い込むタイプの水洗トイレと比較すると、水圧が足りないので、も…ものが立派で大きなものだったりすると、うまく流れないのです。実際私も経験しました。
ここまで富士屋ホテルの部屋の内装を見てみて、ある特徴に気付かれた方もいることでしょう。富士屋ホテルはあくまで明治時代の外国人向けラグジュアリーホテルのクオリティを伝統として守り続けている、ということなのです。
だから、もし最も快適なホテルライフを楽しみたいなら、現代設備の別のホテルを選んだほうがいいです。富士屋ホテルの部屋のトイレは昔の水洗方式だし、部屋の電灯は白熱電球だから暗いしで、便利不便で言ったら不便なのです。
でも、明治時代のラグジュアリーなクオリティを体験してみたいという人には、おすすめできるホテルなんじゃないかなと思います。個人的には一度泊まれてよかったなと思っています。