一人旅で箱根の富士屋ホテルに宿泊してみたので経験した全部を書こうと思う

一人旅で箱根の富士屋ホテルに宿泊してみたのでその時の情報をまとめてみようと思います。

箱根の富士屋ホテルを高そうと思っている人向け♪格安1万円台で宿泊をする方法とは?

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箱根で一度は泊まってみたいホテルといえば、富士屋ホテルを挙げる人も多いのではないでしょうか?私自身もそうでしたし、何より箱根を代表するホテルですからね。

 

一方で、すごく高そうだと思っている人もいるんじゃないかなと思います。自分で実際に泊まってみるまでは、1泊3万円以上はするイメージでした。

 

ところが、実際に泊まるに当たって、ちょっと工夫をしてみたら、1万円台の格安で泊まることができたので、実際に使った方法を記載しておきます。

 

それは、「平日に泊まること」です。私は箱根旅行をする際に、いくつかの宿に泊まったのですが、その中に一泊はどうしても富士屋ホテルを入れたいと思っていました。

 

ただ、他のホテルと比べて富士屋ホテルはどうしても高くなりがちで、どうにか予算を抑えたいなと思っていたんです。

 

で、いろいろ試した末、富士屋ホテルの宿泊を平日に持ってくることを最初に決めて、予定を組み直したところ、私は一泊税込18000円で泊まることができました。部屋のお風呂は天然温泉になっていて、ダブルのかなり広い部屋であることを踏まえると、かなりの格安価格かなと思います。

 

ということで、富士屋ホテルに安く泊まりたいという人は、まずは富士屋ホテルの宿泊を平日にする、ということを試みてみるとよいかと思います。

⇒箱根の富士屋ホテルへの宿泊はこちら

箱根富士屋ホテルで和食が食べられる「菊華荘」でランチをした感想

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箱根の富士屋ホテルで和食を食べたいとか、他の人とはちょっと違うところで食べたい、という人は菊華荘がおすすめです。ここでも食べてきたので感想をレポートをしたいと思います。

 

まず、菊華荘とはなんぞや、という人に向けて少し説明をしておくと、天皇御用邸だったところです。御用邸とは、いわゆる別荘のことです。和の建築と、庭の素晴らしさがここの魅力かなと思います。

 

富士屋ホテルでの食事といえば、圧巻の建築が見られるメインダイニングの「ザ・フジヤ」や、伝統のカレーが食べられる「ウイステリア」になりがちですけど、より一歩深く富士屋ホテルを体験したいなら、「菊華荘」もいいんじゃないかなと私は思います。

 

外の景観と内装はこんな感じ。

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明治時代外国人専用ホテルだった富士屋ホテルは、基本的には洋式の外装・内装になっていることが多いのですが、ここは御用邸であっただけあって、和のテイストが主体になっています。

 

菊華荘のメニュー。

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一番人気は箱根寄木膳という3500円(+税・サービス料)のメニュー。価格も菊華荘の中では一番お手頃なメニューです。私が選んだのもこれです。

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結構ボリュームがあります。

 

さて、箱根寄木膳の名前の由来になっている寄木とは何か?疑問に思った方もいるかもしれないので、言及しておこうと思います。寄木というのは、箱根の伝統工芸のことで、いろいろな模様の木を組み合わせて作ったものです。菊華荘の注文札の模様を見てみるとわかりやすいかも。これです。

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 この寄木は、富士屋ホテルではいろいろなところで使われています。例えば富士屋ホテルに宿泊した時の部屋の鍵のキーホルダーにも寄木が使われています。

 

富士屋ホテルに朝食付きのプランで宿泊すると、メインダイニングの「ザ・フジヤ」で食べるか、この「菊華荘」で食べるかを選ぶことができるので、菊華荘を体験してみたい人は、そのときに和食を選んでみるのもよいかと思いますよ。

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箱根富士屋ホテルでカレーが食べられる「ウイステリア」でランチをした感想

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箱根の富士屋ホテルと言えば、カレーが一番有名なんじゃないかなと思います。おみやげとしても各所で売られたりしています。

 

そんな富士屋ホテルの伝統のカレーが食べられるのが、このウイステリアというレストランです。富士屋ホテルにはいくつかレストランがあるのですが、ここウイステリアはカジュアルレストランで、富士屋ホテルの中では一番手頃な価格で食事ができます。

 

とは言え、予算2000円台にはなってしまうのですが。ただ、ウイステリアだけは、サービス料の掛からないレストランなので、とにかく一度富士屋ホテルで食事をしてみたい、という人は、ここを選ぶのが良いんじゃないかなと思います。

 

内装もおしゃれで高級感があります。

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メニューはこんな感じ。有名な富士屋ホテル伝統のビーフカレーは2400円(+税)で食べられます。

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私が選んだのもビーフカレー。甘みがある中に辛さもあるなという感想。多分多くの人が想像しているより甘めな感じだと思います。

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ということで、私は富士屋ホテルの魅力は、明治から続く「伝統」にあるのかなと思うので、富士屋ホテルの伝統のメニューを食べるなら、このウイステリアがおすすめかなと思います。

 

ホテルの内装もとても良いので、せっかく箱根に来たなら、一度泊まってみるのもいいと思いますよ。

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箱根富士屋ホテルのメインダイニング「ザ・フジヤ」の夕食と感想

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箱根の富士屋ホテルに泊まったとき、メインダイニングの「ザ・フジヤ」で夕食を食べてきたので、記録として感想を残しておこうと思います。

 

富士屋ホテルに泊まってみて思うのは、やっぱり内装が抜群にいいなということ。私は、富士屋ホテルの主なレストランはほとんどこの機会に行ったのだけど、どのレストランも内装はよくて、その中でも一番大きい「ザ・フジヤ」の内装は抜群にいいと思います。一度見てみる価値は十分にあるかと。

 

食事をするところの内装はこんな感じ。なんか豪華。

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ザ・フジヤの入口部分。ハイカラな高級感が富士屋ホテルには一貫してあります。

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さて、こんな豪華な内装なら、お値段もさぞかし高いんでしょ?って思いますよね?では夕食のメニューを見てみましょう。

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高い!一番安いので11550円で、他は14000円と18000円の計3種類。どれ選んでも1万円超え!

 

ただ、せっかくなので、配置からして一番おすすめっぽい14000円の富士屋浪漫を選ぶことに。

 

料理はフルコースでいろいろ出ましたけど、画像ダラダラ載せても…という感じなので、メインディッシュの画像だけ載せておきます。こんな感じ。

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味的な感想は、普通でした。松茸やらトリュフやら、一通りの高級食材を使ってはいるのだけど、なんか置きに行っているような印象を受けましたね。無難に守っているような感じで、攻めてる感がないという印象。これは、よくも悪くも伝統を守ることが宿命付けられた富士屋ホテルのポリシーに起因しているのかなと思いましたね。

 

ただ、内装や食器などは、すごく綺麗なので、料理そのものよりも、雰囲気や見た目を楽しみたい、という人は、「ザ・フジヤ」で食事をする価値は十分あるんじゃないかなと思います。

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一人で泊まった時の箱根富士屋ホテルの部屋の内装はこんな感じ

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一人旅で箱根旅行に行ったときに、念願の富士屋ホテルに泊まることができたので、その時のことをいろいろと書いていこうと思う。まずは富士屋ホテルの内装について。

 

一人で泊まったにも関わらず、部屋がかなり広いです。冒頭に載せた画像は、実は部屋全体の約半分です。

 

じゃあ後の半分はどうなっているのかというと、もう半分はバスとトイレです。

部屋の中にあるお風呂の様子。

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え?普通のお風呂にしか見えない?じゃあもう一枚。

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そうです。なんと、お風呂の蛇口やシャワーから出るお湯は、温泉だったのです。

私は特に特別な部屋を選んだわけではないので、全室このようになっているということでしょう。かなりの贅沢仕様に驚きました。ちなみに富士屋ホテルの温泉は透明です。言われないと、ただのお湯だと勘違いしてしまうかも。

 

もう一つの特徴的な設備であるトイレの画像はこれ。

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なんか上に付いてますね。そして、上から垂れ下がっているレバーのようなものが。

そうです。上に水を貯める方式の水洗トイレになっているのです。

でも、ぶっちゃけてしまうと、この方式は現代の水洗トイレより不便です。なぜなら、現代の吸い込むタイプの水洗トイレと比較すると、水圧が足りないので、も…ものが立派で大きなものだったりすると、うまく流れないのです。実際私も経験しました。

 

ここまで富士屋ホテルの部屋の内装を見てみて、ある特徴に気付かれた方もいることでしょう。富士屋ホテルはあくまで明治時代の外国人向けラグジュアリーホテルのクオリティを伝統として守り続けている、ということなのです。

 

だから、もし最も快適なホテルライフを楽しみたいなら、現代設備の別のホテルを選んだほうがいいです。富士屋ホテルの部屋のトイレは昔の水洗方式だし、部屋の電灯は白熱電球だから暗いしで、便利不便で言ったら不便なのです。

 

でも、明治時代のラグジュアリーなクオリティを体験してみたいという人には、おすすめできるホテルなんじゃないかなと思います。個人的には一度泊まれてよかったなと思っています。

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